通販では、クレジットカードを含めてさまざまな決済方法が選択できます。それぞれの決済方法にはどのような特徴があるかを確認しておきましょう。

● クレジットカード払い
● コンビニ払い
● 銀行振込
● キャリア決済
● 電子マネー決済
● スマホ決済
● 代金引換

クレジットカード決済は、通販で利用できる定番の決済方法です。総務省が2022年、全国の約17,000人に行った調査によれば、インターネットを使って商品を購入する方の8割近くがクレジットカード決済を利用しています。

クレジットカード決済では、通販サイトの決済画面でカード番号や名義、有効期限などの情報を入力するだけで支払可能です。

クレジットカードのご利用でポイントも付くこともメリットです。通販サイトに親和性の高いクレジットカードを使えば、ポイント還元率がアップするため、賢く買物することも可能です。

一度クレジットカード情報を入力して登録しておけば、次回以降に入力する必要がなくなるため、買物を早く便利に済ませられます。もちろん、クレジットカード情報を登録しておいても、次回以降、異なる支払方法やクレジットカードも選択できます。

参考：総務省「令和4年通信利用動向調査報告書(世帯編)」

コンビニ払いとは、商品到着後にメールで送られてくる電子バーコードや、商品に同封されている紙の払込票を使って、コンビニのレジで支払いを済ませる方法です。

営業時間が長く、店舗数が多いコンビニなら、通勤や買物の途中に立ち寄って支払いを済ませられます。

なお、コンビニ払いは一部のコンビニを除き、支払いに使えるものは現金のみです。クレジットカードや電子決済、商品券などは利用できないので注意しましょう。

銀行振込は、注文確定後に送られてくるメールや、商品と同封されている紙の払込票に記載されている振込先に、代金を振り込む方法です。

銀行振込では、振込手数料がかかることがほとんどです。振込手数料は金融機関によって異なります。

通販サイトによっては、指定された銀行口座への振込完了が確認されてから、商品が発送される場合もあります。そのため、通販サイトで購入ボタンを押してから商品が届くまでに時間がかかる点は注意が必要です。

キャリア決済とは、スマートフォンなどの通信料の支払時に合わせて支払える方法です。

キャリア決済は、通販サイトの決済画面でキャリア決済を選択し、携帯キャリアの契約時に設定したIDやパスワードを入力するだけで決済が完了します。

クレジットカード決済と同様、ウェブ上で決済が完了するため、クレジットカードを持っていない方や、ネットショッピングでクレジットカード情報を入力することが不安な方も安心して利用できます。

また、年齢によって利用上限金額が設定されているため、お子さまが利用する場合の使い過ぎを防げることもメリットです。自身の使い過ぎ防止のために自分で利用上限額を変更することも可能です。ただし、一般的な最大利用上限金額が10万円であることから、まとまった金額の買物には不向きといえるでしょう。

通販サイトによっては、SuicaやPayPay、LINE Pay、楽天Payなどの電子マネーで決済することも可能です。

通販サイトの決済画面で電子マネーを選択し、電子マネーのウェブサイトにログインして支払いできます。クレジットカード決済やキャリア決済と同様、ウェブ上で決済が完了します。

ただし、利用できる電子マネーは通販サイトによって異なります。

関連：電子マネーのメリットや注意点をわかりやすく解説！おすすめのクレジットカードも紹介

Apple Payや Google Pay といったスマートフォン決済は、複数のクレジットカードや電子マネーを一元管理できる決済サービスです。

交通系電子マネーも合わせて管理できるため、普段から活用していれば、通販はもちろん店舗での買物や駅の改札を通ることも可能です。

関連：スマホ決済とは？その種類やメリット・デメリット、注意点も徹底解説

代金引換とは、荷物を受け取る時に商品代金を支払う決済方法です。

代金引換には、330円程度の手数料がかかることがほとんどです。ただし、複数の商品を注文した時の発送方法によっては、さらに手数料がかかる場合もあるため注意が必要です。

また、支払いのために荷物が届く日時に自宅にいなければならない点や、現金を用意しておかなければならない点もデメリットといえるでしょう。

通販サイトによっては、代金引換の際にクレジットカードや電子マネーでの支払いもできる場合があります。

通販サイトでの支払方法にはさまざまなものがありますが、特におすすめの方法はクレジットカード払いです。その理由やメリットを4つ説明します。

クレジットカード払いを利用すれば、コンビニ払いや銀行振込、代金引換よりも、お得にショッピングすることが可能です。

クレジットカードは、カードの利用代金に応じてポイントが付与されます。付与されたポイントは、次のようにさまざまな使い道があります。

● クレジットカードの利用代金の支払いに充てる
● 電子マネーやマイルと交換する
● 商品と交換する
● 投資感覚で運用して増やす

関連：クレジットカードのポイントの使い方を徹底解説！還元率が高いおすすめのカードを紹介

クレジットカード払いは、支払回数によっては、代金引換や銀行振込のような手数料がかからないのも魅力のひとつです。

代引手数料や振込手数料は200～300円程度ですが、買物をするたびにかかることが多いため、年間の負担を考えると軽視できません。

ただし、クレジットカード払いであっても、3回払い以上の分割払いやリボ払いを利用すると手数料がかかります。利用方法には気をつけましょう。

振込やコンビニで支払う現金がなくても、クレジットカードがあればネットショッピングができます。

クレジットカードによる決済は、買物をするタイミングで行われます。しかし、実際に支払いをするのはクレジットカードの引き落としのタイミングです。引落日までに口座にお金を用意しておけば良いので、現金がないからといって欲しい商品を諦めずに済みます。

クレジットカードで買物をすると、ウェブ上や紙の利用明細で、いつ・どのショップで・いくらの買物をしたかが一覧で確認できます。

通販だけではなく、実店舗でクレジットカード払いした分も利用明細に反映されます。さまざまな支払いをクレジットカードにすることで家計管理がしやすくなるでしょう。

さまざまなメリットがありお得に買物できるクレジットカード払いですが、注意点を守らなければ安全かつスムーズな買物はできません。

ここからは、通販におけるクレジットカード払いの注意点を説明します。

クレジットカードは現金がなくても買物できるため、人によってはつい使い過ぎてしまう場合もあるでしょう。

クレジットカードは、現金と比較して「お金を使っている」感覚が薄れてしまいがちです。通販サイトでクレジットカードを利用して買物したら、実際にお財布からお金が減っていなくても、あとから商品代金を支払わなければなりません。

ネットショッピングが好きで、普段からあれこれ買物する方は特に注意が必要です。利用明細を定期的に確認し、「今月はすでに◯円使ったんだ」と認識することで、使い過ぎを防止できます。

カード番号や名義、有効期限、セキュリティコードといったカード情報を間違えて入力すると支払いができないため、ミスなく入力することを心がけましょう。

また、カード情報の入力後に、セキュリティを強化するための本人認証(3-Dセキュア)画面も表示される場合があります。その際、あらかじめ登録したSMSやメールアドレス、アプリなどに送られる「ワンタイムパスワード」を本人認証画面に入力する必要があります。

ただし、送られたワンタイムパスワードが使えるのは一度だけです。また、入力を何度もミスすると、クレジットカードがロックされて利用できなくなるため、注意が必要です。送られてきたワンタイムパスワードをそのままコピーして入力したり、入力後に何度も確認したりして入力ミスを防ぎましょう。

ネットショッピングを利用する際は、そのサイトにセキュリティ上の問題がないかを確認しましょう。安全性に問題がある通販サイトは、利用を避けることが大切です。

数ある通販サイトの中には悪質なサイトもあるため、「商品を注文したのに品物が届かない」「クレジットカードの情報が悪用された」といったトラブルに巻き込まれる可能性があります。

例えば、次のようなサイトは、利用しても問題ないかを入念に確認しましょう。

● 正規商品より格安で売られている
● サイト内の日本語がおかしい
● 他のサイトでは売り切れている人気商品であるにもかかわらず在庫がある

加えて、信頼できる通販サイトかを見極めるには、次の2つのポイントで判断すると良いでしょう。

● 会社情報や連絡先などが記載されているか
● SSL / TLSなどの情報暗号化技術が導入されているか

通販サイトのURLが「https://」から始まっていたり、ブラウザの下部に鍵マークが表示されていれば、その通販サイトはセキュリティレベルが高いウェブサイトであると判断できます。

関連：クレジットカード不正利用の原因！確認・調査方法と対処・防止方法を紹介！

欲しい商品を買物かごに入れるまでは、ほかの決済方法と同じ流れです。買物かごに入れたあとの手続きで、支払方法をクレジットカードに変更しましょう。その際に、カード情報の入力が必要です。

送付先住所や連絡先の電話番号、支払方法や選んだクレジットカードに間違いないかを確認して注文を確定させましょう。

なお、登録済のクレジットカード情報を削除したり、他のクレジットカードを追加登録したりすることも可能です。

多くの通販サイトでクレジットカード払いに対応しているものの、ポイント還元率が高いなどの親和性が高いクレジットカードは、通販サイトによって異なります。

また、ネットショッピング以外の利便性やお得さにも注目しながら、自分に合ったクレジットカードを選ぶことが大切です。

よく利用する通販サイトがあるなら、どのクレジットカードを利用すればポイントが貯まりやすいかを確認しておくと良いでしょう。

同じクレジットカード払いであっても、利用するクレジットカードによってポイント還元率が異なります。

例えば「セゾンカード」の場合、無印良品で「MUJI Card」を利用すれば、無印良品のポイントだけでなくセゾンカードのポイント(永久不滅ポイント)が3倍貯まります。貯まった永久不滅ポイントは、電子マネーや豪華商品だけでなく、国内の無印良品各店舗で使える「MUJIショッピングポイント」にも交換できるため、無印良品をよく買物する方にとってお得なカードです。

貯めたポイントには、クレジットカードの利用料金の支払いに充てたり、電子マネーや商品と交換できたりと、さまざまな使い道があります。

ただし、貯めたポイントの使い道はクレジットカードによって異なるため、自分が希望する使い道があるかを確認しておくと良いでしょう。

早くクレジットカードを使って買物したい方には、発行までのスピードも選び方のひとつです。

クレジットカードが発行されるまでの時間やクレジットカードが自宅に届くまでの時間は、クレジットカード会社によって異なります。

なお、ネットショッピングの場合は、カード本体がなくてもカード情報があれば買物が可能です。スマートフォンのアプリ上に「デジタルカード」を発行して決済を行うカードレスタイプのクレジットカードなら、お申し込み後すぐに利用できるので便利です。

関連：クレジットカードが届くまでの日数はどれくらい？発行期間や最短5分で利用可能なカードも紹介

なるべく早くクレジットカードを使ってお買物したいと思っている方には、お申し込み開始から最短5分でカードが発行される「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」がおすすめです。

審査が完了すると、アプリ上にクレジットカードの番号が発行されます。プラスチックカードが届くのを待たずに、ネットショッピングやQUICPay™(クイックペイ)などのスマートフォン決済をご利用できます。

また、American Expressのカード会員さま限定のキャンペーンや優待プログラムである「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できます。「アメリカン・エキスプレス・コネクト」には、450以上の特典が集約されています。ファッション通販サイトのキャッシュバックキャンペーンなどが不定期で開催されるため、ぜひチェックしてみてください。

「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」をはじめとしたセゾンカードでは、ご利用1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント最大5円相当(※)貯まります。永久不滅ポイントには有効期限がなく、ポイントが消滅したり、ポイントの交換期限が迫る心配もありません。

(※)交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。

貯まった永久不滅ポイントは、人気の家電やグルメ・ギフト券など厳選したアイテムとの交換や、カードご利用分に充当できます。

また、Amazonギフトカードやスターバックス カード、マイルなどの他社ポイントに交換することも可能です。セゾンカードの永久不滅ポイントの詳細や多彩な交換先などは、こちらをご確認ください。

永久不滅ポイントの詳細はこちら ＞

「セゾンポイントモール」を経由してネットショッピングをすると、永久不滅ポイントが最大30倍貯まります。

「セゾンポイントモール」には、約400の有名サイト・300,000以上のショップが出店しており、ショップごとにポイント獲得倍数が設定されています。普通にネットショッピングするよりもポイントを多く獲得できるため、ネットショッピングをする機会が多い方は、セゾンポイントモールを経由してセゾンカードで決済するのがおすすめです。

セゾンポイントモールを経由してお買物する手順は、以下のとおりです。

1. セゾンポイントモールへアクセスする
2. 利用したい通販サイトを選択する
3. 「このショップを利用する」ボタンを押す
4. 通常どおりお買物する

通販サイトによっては、「特定のカテゴリでのみ倍率アップする」などの注意書きがあるので、ご利用の際は、ポイントが付与されるルールを必ず確認しましょう。

通販サイトでクレジットカード払いをすれば、各種手数料がかからないだけでなく、利用代金に応じたポイントが貯まるなどのメリットがあります。また、ネットショッピングだけでなく、コンビニやスーパーなど日常のお買物でもポイントが貯まるため、支払いをクレジットカードにまとめるほどお得感が高まるでしょう。

支払いをクレジットカードにまとめるなら、セゾンカードがおすすめです。決済するたびに有効期限のない永久不滅ポイントが貯まり、カード会員限定の優待キャンペーンも受けられます。心当たりのないウェブサイト上での不正使用による損害も補償するため、ネットショッピングに不安を感じずに、安心してお買物を楽しめます。

通販でクレジットカード払いをすることには、次のようなメリットがあります。

● ポイントが貯まる
● 代引・振込手数料がかからない
● 現金がなくてもお買物できる
● 使ったお金を把握しやすい

それぞれのメリットの詳細は、「通販でクレジットカード払いをするメリット」をご確認ください。

正規の通販サイトであれば、不安に感じることはありません。しかし、数ある通販サイトの中には、有名なサイトを装った偽サイトや、人気商品を破格の値段で販売するように見せかけた詐欺サイトなどの悪質なものが有ります。

万一、悪質なサイトにカード情報を入力してしまい不正利用に遭ってしまった際は、すぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。

次の原因が考えられます。

● カード情報を間違えて入力してしまった
● クレジットカードの利用可能枠が上限に達していた
● 本人確認サービスのワンタイムパスワードの入力ミスをしてロックがかかった

そのほかに考えられる原因や対処法は、こちらの記事で解説していますので、併せてご確認ください。

関連：クレジットカードが使えない理由を解説！急に利用できなくなる9つの原因と対策を紹介

通販でクレジットカード払いする流れは、以下のとおりです。

1. 欲しい商品を買物カゴに入れる
2. 購入手続きへ進む
3. 支払方法をクレジットカードに変更する
4. 新しいクレジットカードを追加、カードの情報を入力する
5. クレジットカード払いになっていることを確認して注文を確定する

支払いタイミングは、買物したタイミング(日付)によって異なります。締日までに買物した分は、翌月の引落日に引き落とされるのが一般的です。

締日や引落日は、クレジットカード会社により異なるため、所有しているクレジットカードの会員サイトや同封書類を確認しましょう。

セゾンカードの場合、毎月10日までに届いたショッピングご利用分を、翌月4日にお引き落としいたします。

(※)モバイルSuicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
(※)Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
(※)「PayPay」はソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社が共同出資する決済サービスです。 使えるお店は全国に230万か所以上あり、支払い方法は事前チャージ、もしくは後払いを選べます。 PayPayで支払う前にTカードを提示することでTポイントを貯めることができ、1ポイント=1円で利用することができます。 割り勘機能があり、家族や友人への個人間送金にも対応しています。
(※)「楽天ペイ」は、楽天株式会社の登録商標です。
(※)Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.
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(※) Google Pay は、おサイフケータイ(R) アプリ(6.1.5以上)対応かつAndroid5.0以上のデバイスで利用できます。
(※)「QUICPay」「QUICPay＋」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
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