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クレジットカードは2枚目選びが大切!メリットと選び方を解説

日々の生活でクレジットカードを利用していると、より高い利便性やサービスを求めて2枚目の保有を考える方も多いのではないでしょうか。クレジットカードを複数枚持つことは一般的であり、平成31年3月末時点で見ると、成人人口で平均2.7枚保有しています。(一般社団法人日本クレジットカード協会調査)
しかしやみくもにクレジットカードを申し込んでも、それが自分にとって意義のあるものかは分かりません。
クレジットカードの機能やサービスを理解したうえで、用途にあった使い分けをすることが重要です。この記事では、クレジットカードを2枚持つメリットと選び方、おすすめのクレジットカードをご紹介します。
Contents
記事のもくじ
2枚のクレジットカードに貯まるポイントは合算されるの?
クレジットカードを2枚保有する場合、両方をメインカードとして扱うのではなく、メインカードとサブカードに位置づけるのがおすすめです。例えば日常の生活費や水道光熱費などで利用するカードを「メインカード」、それ以外の趣味や一部店舗で利用するカードを「サブカード」として利用する方法です。
クレジットカードを2枚持ちする最大のメリットは、支払いを分けられること。サブカードの利用に目的をつけることで生活費と区別し、お金の管理がしやすくなり無駄遣いを予防する効果があります。
メイン・サブそれぞれの強みを生かせる
実はクレジットカードの種類により特長が違います。
・加盟店が多いクレジットカード
・ポイント付与が高いクレジットカード
・保険が充実したクレジットカード
・インターネットショッピングに強いクレジットカード
・一定の店舗(デパートなど)でおとくなクレジットカード
・海外サービス(海外旅行)が充実したクレジットカード
など
上記のようにクレジットカードごとにさまざまな特長があり、メインに足りない部分をサブで補うことで、2枚それぞれの特長を活かすことができます。
2枚目のクレジットカードを選ぶ3つのコツ

クレジットカードは1枚目と同じく2枚目選びも大切。使い方を考えてメインカードとサブカードを選ぶことがポイントです。2枚目のクレジットカードを選ぶ際の3つのコツをご紹介します。
①年間のコストで選ぶ
クレジットカードは年会費などの年間コストが必要です。もちろん年会費無料のクレジットカードもありますが、機能によっては数千円~数万円の年会費が必要なものも少なくありません。
例えば1枚目のクレジットカードが高機能で年会費が必要となる場合、2枚目は機能を絞った無料カードを選択。また1枚目が無料カードであれば、2枚目は機能が充実した有料カードがおすすめです。
クレジットカードの年会費をなるべく抑えるためにも、コストのバランスを考えて選ぶのが効率的です。
②特徴の違うカードの組み合わせで選ぶ
クレジットカードにはそれぞれの特徴がありますが、同じ特徴を持ったものを複数保有しても意味がありません。たとえば1枚目は保険などの補償が厚いカードであれば、2枚目はポイント優待がメインのカードを組み合わせるのも方法です。1枚目と違う特徴(特典・サービスなど)を持ったクレジットカードを選びましょう。
③異なる国際ブランドの組み合わせで選ぶ
クレジットカードには世界的な決済ネットワークである国際ブランド(VISA・Mastercard・American
Expressなど)があります。実は日本で発行されるクレジットカードが海外で利用できる理由は、国際ブランドをクレジットカードに搭載しているからです。しかし国際ブランドであっても、ブランドの違いにより利用できない店舗が少なからずあります。
たとえば「VISAが使えないが、American
Expressは使える」などのお店でも支払いをスムーズに行うために、異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚目に選ぶことが大切です。
クレジットカードを2枚持ちする際の注意点

クレジットカードをメインカードとサブカードで使い分けると、それぞれの機能に特化した使い分けが可能ですが、注意点もあります。まず注意したいのは前年度の利用額により特典内容が決まるサービス。
・年間○○万以上の利用で翌年の年会費無料
・年間○○円以上の利用でポイントアップ
・年間○○円以上の利用でボーナスポイント付与
このようなサービスを利用している状況でサブカードとの使い分けをすると、メインカードの利用額が減り、特典が受けられなくなります。また一般的にクレジットカードを2枚保有すると利用限度額も増額(2枚の合計)されますが、2枚とも同じ会社で作成すると、利用限度額がまとめられて増加しない場合があるので注意が必要です。
ポイントの有効期限内に注意する
サブカードはメインカード比較して利用頻度が少なく、ポイント還元率が高い場合でももらえるポイントは限定されます。使い方や有効期限に注意して失効しないよう管理が必要です。
セゾンの永久不滅ポイントには有効期限がなく、サブカードでも目標までポイントを貯めることができます。
紛失や盗難に気づきにくくなる
クレジットカードを2枚以上持つことで注意したいのが紛失・盗難。普段から2枚を財布に入れていると、1枚を紛失しても気づきにくくなります。またサブカードを自宅保管することで、置き場所を忘れてしまうこともあるでしょう。
一方のカードを紛失した場合は代わりがきくので普段の生活に支障は出にくく、直ちに手続きを行えば大きな負担は発生しません。しかし再発行までに時間がかかる場合があります。
紛失・盗難の対応として、メインカードとサブカードの発行会社を統一させることで一括管理ができるため、トラブル時も安心です。
2枚目におすすめクレジットカード3選
メインカードとサブカードの2枚を使い分けることで利便性が高まりますが、2枚目は付帯機能やサービスを十分調べたうえで選択することが大切です。
2枚目の発行を考えているなら、セゾンのカードがおすすめです。セゾンなら1,000円(税込)につき、有効期限のない永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。また同一名義で2枚の永久不滅ポイント対象カード(セゾンカード)を持つ場合、自動的にサブカードのポイントがメインカードに加算されます。2枚のカードのポイントがひとつにまとまるので、有効期限や使い方を心配する必要はありません。さらにNetアンサーに2枚のクレジットカードを登録することで、同一IDでの管理ができる「IDおまとめ設定」が利用できます。おすすめのセゾンのカードを3つご紹介します。
①セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
25歳以下は年会費が無料の「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、機能・コストパフォーマンス両面で2枚目におすすめしたいクレジットカードです。セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は26歳なるまで無料で、それ以降は年間3,300円(税込)とリーズナブルです。
セゾンブルー最大の特徴は、付帯保険が充実していることです。海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険は最高3,000万円まで自動補償。
※国内旅行傷害保険については、旅行代金をこのカードでお支払いの場合などの利用条件があります。
ショッピング安心保険や空港までの手荷物無料宅配サービス、コートお預かりサービス優待なども利用できます。この年会費で人気の「アメリカン・エキスプレス(R)・コネクト」などのサービスも利用できます。
1枚目に無料カードを選択した方で、2枚目には低コストの高機能カードを希望するU25世代、また2枚目はアメリカン・エキスプレスと考えている方におすすめです。
②セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
ポイント優待が人気の「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、国内だけでなく海外でもお得なクレジットカードです。国内ショッピングのポイントは一般カードの1.5倍(1,000円(税込)ごとに1.5ポイント)。海外での利用では2倍(1,000円(税込)ごとに2ポイント)とポイントが集めやすいクレジットカードです。(1ポイント5円相当)
またセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの魅力は海外旅行サービスが充実していること。国内主要空港・ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)ラウンジの無料利用に加えて148以上の国や地域、600以上の都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員に優待価格で登録できます。
ポイントやサービスが充実しているセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは2枚目としてはもちろん、メインカードの見直しの際にもおすすめしたい1枚です。
③MileagePlusセゾンカード
ユナイテッド航空とセゾンカードが提携発行する「MileagePlusセゾンカード」は、効率的なマイル収集ができます。主なMileagePlusセゾンカードの特長は以下です。
・年会費は1,650円(税込)
・マイル還元は1,000円(税込)につき5マイル
・マイルの有効期限なし
・マイルはユナイテッド航空やANAなどの特典航空券と交換可能
・家族以外の名義で特典航空券の予約が可能
・マイルの購入が可能
マイルアップメンバーズ(年会費5,500円(税込))に加入すると、1,000円(税込)ごとに10マイルが加算されて合計15マイルが付与されます。ユナイテッド航空はもちろん、ANA利用でもマイルがたまり、ANA国内便でも片道から利用できます。
2枚目として保有すれば、普段のショッピングで効率よくマイルがためられます。とくに旅行が趣味の方や出張で飛行機を利用する方のサブカードとしておすすめです。
よくある質問
Q1 クレジットカードを2枚持つ場合のどう使い別けるのがよいですか?
クレジットカードを2枚保有する場合、両方をメインカードとして扱うのではなく、メインカードとサブカードに位置づけるのがおすすめです。
Q2 2枚目のクレジットカードを選ぶポイントは?
2枚目のクレジットカードを選ぶ際のポイントは「年間のコストで選ぶ」、「特徴の違うカードの組み合わせで選ぶ」、「異なる国際ブランドの組み合わせで選ぶ」などがあります。使い方を考えてメインカードとサブカードを選ぶことがポイントです。
Q3 クレジットカードを2枚持ちする際の注意点は?
前年度の利用額により特典内容が決まるサービスなどを利用している場合、サブカードとの使い分けをすると、メインカードの利用額が減り、特典が受けられなくなることがあります。また、ポイントの使い方や有効期限の管理が必要になったり、紛失や盗難に気づきにくくなる点なども注意しましょう。
まとめ
クレジットカードを2枚持つと、さまざまなシーンでの使い分けができ、特典やサービスだけでなくポイントも集まりやすくなります。
セゾンのカードを2枚以上保有すれば、それぞれで獲得した永久不滅ポイントを自動で合算できるためポイントが大きくたまります。2枚目のクレジットカードとしておすすめのセゾンは、ラインナップも豊富で、きっと相応しいカードが見つかります。検討されてみてはいかがでしょうか。
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